こんにちは!
米国のGDPと株価との関係を知りたい・・
米国のGDPの内訳ってどんなもの?
米国経済の特徴を知りたいけど、難しそう・・
今日はこんなお悩みについて、解説したいと思います。
なお、筆者はこれまで理系の道を歩んできたので、経済は畑違いのように思っておりましたが、一社会人として投資をするならば、経済の仕組みや注目すべき点を知っておくべきかと思い、2020年ごろから勉強を始めています。
まだ勉強中の身ですが、これから経済を学びたいといった方にもポイントを絞ってわかりやすく記載することを心掛けていますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
米国のGDPについて
米国は世界1位のGDP
2022年の米国のGDPは以下のとおりです。2位は中国、3位は日本となっています。
名目GDP(USドル)ランキング
1位 アメリカ: 23.0兆ドル
2位 中国 : 17.7兆ドル
3位 日本 : 4.9兆ドル
アメリカ経済は、「活発な資本投下」「堅調に伸びる金融市場」を特徴とする世界最大の市場として、これまで成長してきました。また、この背景には、GAFAMなどの超有名大企業の大頭もあり、世界的に見ても強力なプラットフォームを展開しています。
例えば、皆さんの生活においても、ケータイはApple、ネットはGoogle、買い物はAmazonといったように、米国製品が身の回りに多いよという方がかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
米国GDPの内訳
グラフを見ていただいてわかるように、第3次産業が80%を占めます。要はサービス業が主流ということです。また、先端科学技術の開発やそれを駆使した製造・農業も強みです。一方で、国内資源はあるものの、原油は他国から輸入しています。
また、米国の個人消費は(対GDP比,2020年)は69.5%で、アメリカの内需は個人の買い物が7割を占めています。
米国はサービス業を中心にお金を儲けており、需要は7割が個人消費。
今後の米国GDPの見通し
2022年通年で前年比+2.0%、2023年通年で+1.0%を見込んでおり、リセッション懸念がくすぶるも、成長傾向にあります。また、米国は移民受け入れを背景に、人口が年+0.7%と毎年増加しています。
このように、世界中から資本が集まり、今後も大規模な投資や金融政策を背景に、世界的をけん引する企業が生まれ、経済を成長させていくのかと予想されます。
(余談)筆者もアメリカの大企業と一緒に仕事をしたり、出張で現地を訪れた経験があります。日本の企業とは異なる、洗練された人・モノであったり、無駄な仕事はしない等、日本にはない良い点を沢山見てきました。これはほんの一部ですが、国全体を見ても勢いがある、「国力の差がある」と表現するのがいいかもしれません。
米国はその経済力や競争力を武器に、今後もGDPが伸びると予想される。
米国のGDPと株価の関係
GDPと株価
以上を踏まえて、米国の代表株価指数の一つである、NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株平均株価)とGDPの関係を見てみましょう。
途中、ITバブル崩壊(2000)、リーマンショック(2008)、コロナショック(2020)といったショックもありますが、GDPの成長に沿って右肩上がりに推移しています。
相関係数は1980~2022年の間で0.9 = かなり強い相関があります(>0.7)。
このことから、米国の株価はGDP成長に伴って、高い確率で成長していくことが予測できます。これがインデックス長期投資が最強と言われる所以です。
米国のGDPと株価は関係が強い。
米国株への投資はどうなの?
結論からお伝えすると、米国株は有望な投資先です。
理由は以下の3点です。
・世界最大の市場で、あらゆる面で国力が強い
・世界中から金融資本が集まる
・今後のGDPの伸びに伴い、株価の上昇も見込まれる
初心者の方には、多くのSNSやメディアからS&P500やNYダウに連動するインデックスの投資信託 or ETFの長期投資がおすすめされており、筆者も長期保有しています。
これらは証券会社がおすすめする大体の投資信託や株よりも手数料や信託報酬が安いです。ネット証券から購入しましょう。
<投資信託一例>
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
米国株投資を始めるには?
まずは、ネット証券の口座を開設しましょう。米国株が買えたり、クレジットカードでポイントが貯まる積み立て投資が可能な証券会社がよいです。このあたりは節約術にもつながってきますのでまた別途ご紹介します。
おすすめは、楽天証券、SBI証券、マネックス証券です。
まとめ
・米国のGDPと株価は関係が強い。
・米国インデックスへの長期投資がおすすめ。
・これからのインフレ時代に備えて資産を持とう。