投資

優待株の紹介 マクドナルドHD

1/20(金)に発表された日本のコアCPI(前年同月比)が4.0%上昇となり、日本もインフレが進んでおります。

一方で、日本は30年間会社員の賃金が上がっておらず、先進国の中でも収入が目減りしています。これからも働き方が劇的に変わらない限り、他国に比べて賃金は上がりにくいでしょう。

インフレ対策として、個人で資産を持たなくてはなりません。貯金だけしていると実質賃金(収入-インフレ率)は目減りしていく一方です。

資産の一例としては、株や不動産が挙げられますね。

私も2016年ごろから株を買い集めていて、いいなと思った株主優待株をご紹介します。

例えば、街中でマクドナルドへ行く人が結構多いと思いますが、キャッシュでセットを買う人を多く見ます。

こんなときにおすすめな、マクドナルドの株主優待を紹介したいと思います。

 

こんな人におすすめ

・初心者向けの株を知りたい

・良い株主優待券をもらえる株を知りたい

 

優待券について

マクドナルドの優待券

チケットが6枚もらえます。チケット1枚で1セット(バーガー・ドリンク・サイドメニュー)から好きなものが選べます。

このチケットのすごい所が、「すべての商品に使える」ということです。※一部の期間限定商品を除く。

最もコスパよく使おうと思ったらこんな感じ。

・バーガー類

夜マック(倍バーガーシリーズ)、サムライマック、ビックマック etc.

・トッピング

トマト3枚追加/ピクルス増量/オニオン増量/ソース増量

・サイドメニュー

マックフライポテト(M)⇒(L)に変更

・ドリンク

マックフロート(L)(コーラ・メロン・グレープ)、野菜生活(L)etc

 

これらが、優待券1枚で1セット食べられます!

店舗のレジで発注前に「優待券を使います」と店員さんへ伝えましょう。

 

優待券のゲット方法は?

権利落ち日(権利確定日の2日前)までに必要な株数を買って持ってるだけです。

株価5,090円
最低購入金額50万9000円(100株)
優待券100株=1冊、300株以上=3冊、500株以上=5冊
配当金2022年(予定) 39円/株(中間・期末の合算)
権利確定月12月末日(優待+配当)、6月末日(優待)
優待券配送時期3月末ごろ、9月末ごろ

配当金が1株当たり3900円×年1回もらえます。配当利回り0.76%で高くはありませんが、株主優待券をメインに考えるともう少し利回りは高くなります。

さらに、株主優待で浮いたお金(1枚 800円/毎として、計4800円×年2回)を株へ投資する資金として貯めましょう。

 

株価について

株価は暴落しないのか?

株を持つことで暴落するのが怖い・・と思われる方もいらっしゃると思います。

言わずも知れたマクドナルドは、インフレ時代にますます需要が増すと思います。

値上げも一気に値上げするのではなく客離れを危惧して少しずつ上げていますね。ですが、街中の店舗を訪れる客数は全然減ってないと感じます。

つまり、値上げしても売り上げは落ちない、客単価が上がり売り上げ増につながる。

特にカサノバ社長になってから(現在は退任)、グランマックなどのメニューにブランド戦略を取り入れたことで客単価増につながり、経営がV字回復しました

以上のことから、時代の流れや大暴落の影響は比較的受けにくいと思います。

 

財務状況はどうなのか?

以下は日本マクドナルドHD(2702)の最新の2021年12月期のデータです。

一言で、とても健全と思います。

自己資本比率74.7%
ROE/ROA13.0% / 9.2%
売上高317,695 百万円
営業利益34,518 百万円
5年CAGR売上高 1.1%  /  営業利益 3.1%

 

株価チャートはどうなのか?

劇的な世界変動がないと暴落も少ないですし、これから世界的なリセッションなどの影響は受けると思いますが、コロナショック(2020年3月)を見ても然り、日本株の中では比較的安定的な値動きと捉えられます。

仮に10%暴落しても、一時的に5万円の損が出ますが、株主優待10回分で元が取れます。

株主優待や配当がある銘柄は、暴落時も精神安定剤となります。

まとめ

配当・優待(インカムゲイン)と株価上昇(キャピタルゲイン)の両方が狙える優良株として、「マクドナルド」を紹介しました!

インフレ時代を乗り越えるためにも、株主優待を活用し、支出の最適化によって、資産倍増させていきましょう!